会社概要
- 会社名
- 池田漁業協同組合
- 代表者
- 代表理事組合長 三木正幸
- 所在地
- 〒761-4301
香川県小豆郡小豆島町池田228番地32
- 電話番号
- 0879-75-0366(代表)
- 受付時間
- 平日 9:00~17:00(土日祝は休業)
- 設立
- 1971年3月31日
- 許可
- 飲食店営業許可 第1040410102号
魚介類販売業許可 第2060110053号
食品の冷凍又は冷蔵業許可
第2090110008号
そうざい製造業許可 第2280010047号
- 登録
- 商標登録 (登録第6203480号)
沿革
かつて、江戸幕府の天領として栄え、幕府の台所へ俵物として献上されていた小豆島の漁獲物は、『日本山海名産図絵』では「西海にて讃州小豆島最も多く小豆島の産は大にして味よし」と記されています。
中でも池田の漁獲物のうち、いわし・鰆・なまこは全国的に有名でした。いわしは地曳網、鰆は流しさし網、なまこはいさりといった漁法で獲られ、昭和中期まで隆盛を極めていました。
◀「日本山海名産絵図」讃州海鼠
▼「日本山海名産絵図」讃州海鼠
- 明治34年
- 漁業法発布。
- 明治36年
- 池田村漁業組合・二生村漁業組合・吉野神浦漁業組合・蒲野漁業組合の四組合が発足。
- 昭和18年
- 水産団体法が公布。
- 昭和19年
- 上記4組合が漁業会と改称し、戦時体制下に置かれる。
- 昭和24年
- 水産業協同組合法施行により、漁業会から漁業協同組合に名称変更。
- 平成10年
- 海中の栄養塩の低下が起こりはじめ、組合員の高齢化、後継者不足の為、組合員数の減少、水揚げ減少が重なった。
- 平成23年
- 水産加工品販売を柱とすることに方向転換をした。
- 平成26年
- 漁業者の収入増に貢献するため漁の時間の関係で市場に出荷できず、収入になっていなかった釣りの鰆を買い付け、切り身加工し、小豆島の学校給食に提供開始、また地元のシェフと漁協のコラボで小豆島の魚を使ったオリーブオイルコンフィ4種を開発販売開始。
- 平成30年
- 小豆島町・池田漁協・内海漁協三者で小豆島町漁業振興協議会を立ち上げ、小学校への出前教室・地曳網等魚の普及活動を通じ、海の幸を次世代へ繋ぐべく、持続可能な活力ある小豆島の漁業の再生を図っている。
事業内容
- ●漁師と共に歩んできた10年間
- その後、のり養殖業が盛んになり小豆島の漁業を支えていましたが、昭和50年代から昭和後期にかけ、ピークを迎えましたが、海中の栄養塩不足により漁業は大打撃を受け、漁獲の減少・魚価の低迷等により後継者不足も重なり漁業者も減少し、漁業は衰退の一途をたどっていました。 そこで池田漁協では、漁業者の収入増加につながる取り組みとして、魚を買取り、加工品を製造し、地元の小・中学校への提供をはじめました。 また、新たな取り組みとして、三倍体マガキの試験養殖やひじきの養殖に向けた協議、あさりの養殖実験を行うなど、漁業者とともに小豆島の漁業の再興を目指したチャレンジを行っています。
- ●『小豆島のおさかなでつくったオリーブオイルコンフィ』の開発
- はじまりは、小豆島の漁師に聞きました。「日が昇ってから獲れる魚がいる」 でも、「その魚はセリの時間に間に合わず、島の人しか食べることができない」という話でした。曳き釣り漁で釣った新鮮な魚を「島の人だけが食べているのはもったいない」もっとたくさんの人に「食べてもらおう」と考え、当漁協とリストランテ「フリュウ」とのコラボで開発したオリーブオイルで煮込んだ鰆のコンフィ。また、小豆島の食材にこだわり、鯛・烏賊・ちりめんじゃこを使ったオリーブオイルコンフィも同時に開発しました。
- ●瀬戸内・小豆島の海産物の魅力を発信
- 瀬戸内・小豆島の海産物の商品開発を手掛け、2016年頃から首都圏や中部圏、関西圏などの都市部で開催されるスーパーマーケットトレードショーやフードストアソリューションズなどの商談会に積極的に出展し、販路拡大を行っています。また、お客様に「池田屋」の商品の魅力を直接知ってもらうために首都圏のアンテナショップや空港での販売イベントや観光地での出店など様々な特設販売を行っています。
- ●体験漁業を通して自然を感じる
- 【①地曳網体験】小豆島の三都半島の先にある神浦(こうのうら)地区の漁業者たちと協力し、自らの手で網を引き、活きた魚を獲る楽しさを味わうことができます。網を引揚げるまでどんな魚が入っているかわからない、“ヤラセ“なしの一発勝負が楽しめます。
【②釣り船体験】春~秋までの季節で五目釣り(キス・ベラ)やタイラバ釣り(タイ・マゴチ・アコウ等)が体験できます。2~8名くらいまでの1グループで1隻を貸切ります。ご希望の方には無料で釣具の貸出しがご利用いただけるので初心者の方でも安心です。もちろん、釣れた魚を持ち帰ることも可能です。
【③底曳網体験(準備中)】本格的な小型底曳網漁船に乗り込み、瀬戸内で最もメジャーな漁法の一つ、底曳網漁業を体験していただきます。7月~8月はヒイカ(ベイカ)、9月~10月中旬はタイ・アジ・サバ・シズ・カマスなどの小魚、10月下旬~11月はハリイカ(コウイカ)・エビといったように、獲れる魚によって季節の移り変わりを感じることができます。
【④いか巣漁業(準備中)】5~6月に掛けて、産卵に訪れたハリイカ(コウイカ)を狙うためのカゴを仕掛ける漁業です。漁師が予め沈めておいたかごを引き揚げる作業を体験していただきます。春に産卵場を求めてイカがやってきます。産卵場の藻場を模してバベ(ウバメガシ)をかごの中にくくり付けたかごに入ってきたイカを獲る伝統的な漁法です。
- ●漁業の魅力をもっと知ってもらうための活動
- 2018年に池田漁協と隣接する内海(うちのみ)漁協、小豆島町の三者で小豆島町漁業振興協議会を立ち上げ、持続可能な漁業を目指して、漁業振興策を講じています。 毎年、地元の池田小学校では、漁業者と漁協職員で漁業に関する出前授業を行っています。教科書には載っていない身近な小豆島での漁業方法や獲れる魚についての理解を深めてもらうことで魚の普及活動を行っています。 その他、海ごみなどの環境問題を知ってもらうことで、豊かな海を未来へ残していくためには漁業者以外の協力が不可欠であることも学んでもらっています。 また、地元の幼稚園児や小学生を対象とした地曳網体験を行い、海を間近で感じてもらい、魚を獲ったり食べたりすることで、海と漁業の魅力をもっと知ってもらう取り組みを行っています。
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